多目的キャンピングケトル: ケトル・湯たんぽ・水筒!非常時対応
ケトル本体と蓋部分のOリングとWシリコンキャップのセットです。
実はこれ、自信作です。売れ行きはとてもゆっくりでしたが、
おかげ様で2014の1月以降は良く売れるようになりました。
当初に売れ行きが伸びなかった理由は
ホームセンターで売っているようなステンレス製ヤカンと比べて高いからでしょう。
日本製で作りがしっかりしています。
なにより、水筒・湯たんぽとして密閉できる構造なので、コストがかかります。
自分が欲しいので生産しました。増産は未定ですので欲しい方は、あるうちにお求めください。
保守部品であるキャップとOリングの補給は販売から10年は継続します。
水筒の蓋は、汚れや劣化が目立つ部分なので、交換して気持ち良くお使い頂けるように用意しています。
仕様、価格
- サイズは、 1.6 ℓ のMが、幅227×奥行227×高70mmになります。4110円です。
- 沸騰したお湯がケトルの口から溢れずに、無理なく沸かせる実効湯量は、1.2 ℓ 程です。
- 湯たんぽとして利用する場合は、お湯が少なすぎると冷えた時に内部に負圧が発生し、ケトルの底が凹む危険があります。0.8 ℓ 以上のお湯を使うようにして下さい。更に寒冷地で負圧が心配なら沸騰後にキャップ口からコップなどで水を追加して下さい。
- 火にかける場合は、空焚きに注意下さい。
- 2.8 ℓ のLが、幅227×奥行227×高95mmになります。4620円です。
- 沸騰したお湯がケトルの口から溢れずに、無理なく沸かせる実効湯量は、2.4 ℓ 程です。
- 湯たんぽとして利用する場合は、お湯が少なすぎると冷えた時に内部に負圧が発生し、ケトルの底が凹む危険があります。2 ℓ 以上のお湯を使うようにして下さい。更に寒冷地で負圧が心配なら沸騰後にキャップ口からコップなどで水を追加して下さい。
- 容量があるので、例えば、非常時にお風呂のお湯を暖めることができます。
お湯を沸かして、追い炊き設備のない浴槽にケトルごと沈めることで、
120ℓ程の容量のユニットバスなら温度を1~1.5℃程上げることができます。
- ご自宅でストーブの上で湯たんぽ用のお湯を温めて使う頻度の多い方はLを、
単独のキャンプで使うことが多い方にはMをお奨めします。
- 湯たんぽとして利用する場合の湯たんぽカバー(袋)はご自身でご用意して下さい。
- ケトル底の煤でカバーが汚れますので安価な百均の袋がお勧めです。
- 湯たんぽ用のカバーにつきましてはこちらで紹介しています
⇒3WAYケトル2
- シリコンキャップとシリコンOリングは、別途に補充・購入が可能です。(1セット550円)
- 一般のケトルと比べると高額商品になります。ケリーケトルよりは安価です。
3WAYケトルの詳細画像をスライドにしました。
- 商品を360度いろいろな方向からご覧になれます。
クリックしてご覧下さい。⇒ 3WAYケトルのスライド
付属品について、
- 湯たんぽとして利用する場合の湯たんぽカバー(袋)はご自身でご用意して下さい。
- アウトドアでケトルの口が開いた状態で薪などで加熱すると、
灰がケトル口から入ることがありますので、
写真のような着脱式のステンレス製の弁を付属品にしました。
口に上から落とすようにセットします。
3WAYケトルを作ることにした動機について、
- 上のスライド中にも出てくるように、4~50年前にアルミ製の水筒で、
そのまま火にかけれるものがありました。 - 湯たんぽとして体を暖めることもでき、飲料水として携帯もできるものでした。
- 平時には、必要ないかも知れませんが、レジャーキャンプや非常時にはとても有効です。
- 3.11で、ボランティアに出向いた時、火力として使えたのは瓦礫の焚火だけでした。
- 避難所で過ごされている方の暖房手段は、安全のため、とても制約がありました。
- そこで、木質系燃料で暖をとれ、多目的に使えるツールを作ることにしました。
3WAYケトルの特徴
- 独自開発品、国産メーカーのOEMです。
生産は国内1の金属プレス技術が集中する新潟県燕市の杉山金属株式会社 安心品質です
- タンクは収納に便利なスクエアな形状。
1.5リットル2本と、2.8リットルの3WAYケトルLの比較です。
- 底面が広くフラットなので、大地震でも倒れません。
- 熱源は、IH、ガス、アルコール、灯油、ガス、炭火等々が可。
- 素材は、水質を汚さない18-8ステンレス製(304SUS)。
- ステンレスは保温性に優れるため、湯たんぽの湯持ちが良く、最初も熱すぎない。
- タンクのキャップは、誤使用による水蒸気爆発を防ぐため、シリコン製W栓を採用。
- タンク内が危険なほど高圧になる前に自然にベントができる構造です。
- シリコンキャップとシリコンOリングは、別途に補充・購入が可能です。
ケトルを火にかける時は、口先は、開けたまま蒸気が逃げるようにします。
ただ、残念ながら、栓をしたまま火にかけて、湯たんぽを爆発させる事例が
既存の湯たんぽメーカーの商品で散見します。
その対策としてキャップをストレート栓にすることにより、
誤使用でタンク内が高気圧になった場合は、
栓が抜け、圧力を逃すことができる構造にしました。
これはケリーケトルやヴォルケーノストーブの
コルク栓を使った工夫を更に改良したものです。
下の動画は、検証のために、わざとキャップを付けて加熱させた様子です。
水蒸気が良く噴出するように水の量を1/3程に減らし最大の暴発をさせました。
20秒程のショートビデオです。画面をクリックしてください。
試作品でテストをしておりますので取手の形状が違っています。
大事故は回避できますが、飛び出た高圧・高温の水蒸気で火傷します。
火にかけるときは、キャップを外すのが鉄則です。
使い方を間違えると危険だ!!というアピールになりましたが、
ちょっと脅かしすぎ?かも知れません。
普通に水を1.2ℓ程入れて使うと、以下の動画のように、安全な段階でキャップが外れます。
試作品でテストをしておりますので取手の形状が違っています。
3WAYケトルのメリット
- アウトドアで、ケトルに余ったお湯をそのまま持ち運びできます。
- ステンレスタンクなので、湯たんぽとして使った水を再利用できます。
- しっかりとした持ち手付きです。湯たんぽとして火にかけた場合の取扱が簡単です。
- お湯が沸いたら、栓をするだけで、そのまま湯たんぽ。
- 停電になっても、ガスコンロがあれば、湯たんぽで暖まれます。
- 環境に優しい、省エネルギーの暮らしができます。
- 高さが低く、底辺が広い構造なので、ケトル側面から熱が逃げにくく、
屋外で風が強くても、お湯を沸かしやすい構造です。 - シリコンキャップとシリコンOリングは、別途に補充・購入が可能です。
- 一般の水筒のキャップでは長期使用するとキャップ裏に水垢、錆が溜まります。シリコンキャップで新品に交換できると常に清潔に保つことができます。
ご注文、発送等
- お支払いを確認でき次第の発送となります。
- 送料は、郵パック60サイズの実費でお願いします。
- ご注文は、メニュー欄の ご購入方法 からショッピングカートで3WAYケトルを選択下さい。